Topページに戻る
 

 

 

 

 

 

 

 

@-科学A-生命B-進化論C-全身と咬合D-骨格と咬合E-歯列と咬合
F-犬歯誘導・G-後方離開・H-中間運動・I-垂直化・J-臼歯の咬頭
K-咬合調整L-審美修復M-形成N-圧排と印象O-歯冠外形P-オーバーロードQ-インプラント

 
| 頭蓋と咬合
|01:原始の咬合|
肉食獣では咬合平面の延長線上に関節があり、DPO ( 関節頭から咬合平面までの距離 )がゼロに近い。側方運動をせず、巨大な咬筋や側頭筋の力で獲物を単に噛み砕くだけを目的とする。全ての歯が効率のみを優先し、植立方向は似ており、咬合平面に対して殆ど直角である。
|02:矯正との関係|
正常値とは何か、を追い続け、独自の理想像を得た矯正学から我々補綴医が学ぶことは多い。PNS-ANS と Go-Me の54%を咬合平面とすると、矯正をしない場合でも修復には貴重な助けとなる。大きな修復治療時に “ この辺りだろう “ と咬合平面を設定すれば、小細工では修正不可能になるだろう。
|03:三次元的な観察|
咬合器上と口腔内で、歯牙歯列の位置関係を静的動的に考える。左の図は平面的だが、歯列の大きさ、位置を観察し、下顎がどこへ動くのか、まず二次元にとらえる。次にガイドとなる歯がどこにあり、他の歯が Z 軸方向にどれだけ離れるかを三次元的に考える。しかし、これも局面 その一の範囲内にあることを忘れてはならない。
|04:ナソロジーの概念|

かつてのナソロジーの概念は全てを切り捨てても良いわけではない。上下の歯列がブロックとして収まる位置と、歯牙単位で安定する位置は診断に欠かせない。食物を介在しない閉口時のゼロ点が出発点として安定しなければ、機能時の動きには対応できない。しかしこの CR と呼ばれた位置は常に変化し続けることも忘れてはならない。

|05:咬合器の約束事|
咬合器は限界運動の、その又一部の再現能力のみを持つ。咬合の局面 その1、歯と歯が静かに接触し静かに動く局面、にしか関与しない。ある約束事のなかでのみ、歯列を三次元的に把握する。再現性の観点だけを注目すること自体に無理が生じる。
|06:歯牙の植立方向|
関節頭と下顎前歯を結んだ線に対して、下顎前歯の植立方向は90°。噛み切るのに最も効率の良い角度である。ヒトの場合、側方運動を目的として下顎枝が伸び、DPO が大きくなった。調節湾曲も加わり臼歯は前傾を示し、閉口路に対してある法則に従う角度を持っており、大臼歯は食物を噛み切る行為を優先していない可能性を示している。
|07:臼歯と力学|
前歯の切端から臼歯の咬頭頂を結ぶと、円弧を描く。その中心は篩骨の上端に存在する。大臼歯の歯軸はその中心と一致。一歯の咬合平面は半径方向の割線と90°となる。つまり大臼歯の植立方向は食物を噛み切る以上に “ しっかり強く噛む “ ことを目的にしているのではないか。
|08:インプラントの植立方向|
右下臼歯部に3本のインプラントを植立。術前の模型とセファロにより植立方向を決定。その方向は Ethmoid の上端に向く。Implant Housing は重要だが、最終的な上部構造が直面する第三の局面、即ち継続した強大な応力への配慮が最も優先され、垂直の圧力に対応する方向となる
 

Copyright(c) NAITO DENTAL OFFICE All Rights Reserved.  
 
トップページに戻る