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@-科学A-生命B-進化論C-全身と咬合D-骨格と咬合E-歯列と咬合
F-犬歯誘導・G-後方離開・H-中間運動・I-垂直化・J-臼歯の咬頭
K-咬合調整L-審美修復M-形成N-圧排と印象O-歯冠外形P-オーバーロードQ-インプラント

 
| 咀嚼器官の進化論
|01:直立による変化|
足の拇指が他の指に平行になり、四足歩行からナックルウォ–キング、直立歩行へと変化。腰椎や頸椎のカーヴも変わり、大後頭孔が頭蓋の直下に位置され、頭頸部を支える筋、靭帯の形態や機能と共に、咀嚼器官も大きく変化。系統的にヒト亜科に属する他の霊長類との枝分かれが生じ、行動様式が変わり、生存範囲が拡大した。
|02:咀嚼期間の獲得|
大脳の発達と共に、直立することでヒトは新たな構造を獲得。霊長空隙が消失、咀嚼器官の形態が変貌、臼歯の咬合面形態に変化が出て、側方運動の要素が加わり、犬歯の役割も変わった。これは単なる構造の変化だけを意味するのではない。構造と機能は相補的な関係にあり、互いに規制しあいながら、ゆっくりと進化の流れに組み込まれていく。
|03:ヒトへの進化|
体幹が前傾する霊長類は、重力の影響で上下の顎骨が下前方に発達した。人類は直立により、平面的な顔面と、ほぼ水平的な咬合平面を獲得、雑食の習慣から DPO が伸び、側方運動が容易になった。同時に威嚇と補食が目的であった犬歯の機能が変化した。 ほとんど骨格性のT級しか存在しないチンパンジーに対し、個体差の多いヒトでは複雑な動きをコントロールする頭頸部と顎関節の筋肉が高度に進化。直立により三半規管も発達。
|04:音声の獲得|
直立により喉頭が下がり、咽頭が長くなり、音声が明瞭に出せるようになった。音声の獲得と会話の能力は単なる機能の問題だけでなく、思惟と感性と共に、頭脳の発達を意味する。感情表現を言語に変換する能力は、ヒトだけが持つ咀嚼器官の極めて高位の機能に位置付けられる。それが深層心理に入りこんだ時、我々は新たな機能の局面に遭遇することとなった。
|05:子音の発音|
子音の発音を確実にするには、舌の動きが重要となり、舌筋を初め、周囲の筋、骨格の発育や、歯列、咬合にも影響する。 鼻母音もできるようになったが、口呼吸の習慣も多くなり、同時に、気道と食道が交叉、喉頭蓋の動きによっては誤嚥の可能性も増加。
|06:会話と脳|
会話の能力は、思考能力の発達を意味する。大脳全体の容量が必要となり、その容器である頭蓋が拡大すると同時に、左右関節窩の距離も次第に拡大した。上顎の拡大に続いて下顎が後追い成長をする傾向があり、骨格的にな U級が増加する。
 

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